report,2015.08~10

世界一の朝ごはん

〜 朝摘みバジルのマルゲリータピッツァ 〜

 雲ひとつない青空が広がった今日、世界一の朝ごはん」が開催されました。

初回のテーマは「朝摘みバジルのマルゲリータピッツァづくり」です。

 

早朝7:30。子どもたちがお父さん、お母さんとまず初めに体験したのは、朝ごはんの食材を収穫するところから。

野菜やハーブを栽培している“アタラタ名取ファーム”で、今最盛期を迎えているバジルを摘んでもらいます。このバジルを使って、ピザやサラダのドレッシングとなるジェノベーゼソースをつくるというのが、今回のイベントの企画の一つです。

 

 

摘んだばかりのバジルを洗うと、すぐにソースづくりにとりかかります。

アタラタ・マルシェのシェフが考案した秘伝のソースと合わせてミキサーへ。

バジルをふんだんに使ってぎゅっと濃くするのか、それとも量は少なめにして風味はささやかにソースの味を楽しむのか―—親御さんからアドバイスを受けながら、子どもたち自ら味を調整します。

 

 

また子どもたちにはさらにもう一つの企画にチャレンジしてもらいました。

それは、「お皿をキャンパスに〜野菜とチキンでアート!」です。

 

これは、子どもたちの感性でお皿をキャンパスに見立てて色とりどりの野菜やお肉を盛りつけるというもの。

料理を目でも舌でも味わうことで、より一層の美味しさや五感の刺激を楽しんでもらいたいと企画されました。

またここでは高級地鶏として名高い“いわいどり”を丸ごと4羽使用。

鳥の丸焼きを見るのは今日が初めてという子どもたちは、その大きくて迫力のある姿を、目を丸くして眺めます。そんなローストされた鳥をシェフが手早く解体。

「これが手羽と言われる部分でで、ここがササミ。この“モモ”という部分はタンパク質が豊富でダイエットにも良いんだよ」

と教えながらさばいていくと、親御さんたちからも「そうなんだ…!」と驚きの声が聞こえてきました。

 

 

最後に、思い思いのトッピングでピザ生地に野菜やチーズをのせると、いよいよ石釜へ。

すでに釜の温度は400度近くにも上がっており、シェフやお父さんに手伝ってもらいながらピザをゆっくりと入れていきます。2、3分にもなるとチーズがグツグツと溶け出し、こんがりと焼き色がついたら出来上がりです!

 


 

こうして完成した「世界一の朝ごはん」は、ご家族そろって青空の下で召し上がっていただきました。

 

参加されたお客さまからは、「こんなにこだわった朝食を体験したのは初めて。子どもにはもちろんですが、大人の私たちにとっても勉強になりました」

と嬉しいお言葉をいただきました。